ウェントワース女学院で起こる日々の出来事・・・
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真実の愛とは…

ここの所、ずっと避けられている。

前は…

前はあんなに、私のことを…



愛とは何だったかしら。

私、愛されて育ったわ。

お父様も、お母様も、私のことを確かに愛してくださった。

でも…何だか気持ちは満たされなかった。



満たされない部分を、この学園で出会った友人たちが、

そして、何より彼が埋めてくれた。

こういった愛の形があるのだと、初めて知った。

お母様から教わらなかった愛情を、私はひとつずつ自分で覚えたわ。



一番手放したくない愛が、今離れそうになっている。

いやよ。

そんなの、絶対にいや。

もしかしたら…両親が勝手に決めた婚約のこと、先生の耳に入ってしまったのかしら。

そうだとしたら、きちんと話さなくてはいけないわ!

ああ、どうか、その機会を見つけなくては…



今日はオープンキャンパス。

人の出入りが激しいから、先生と話をしていてもおかしくはないわよね。

どこかで機会を見つけられるといいのだけれど…



ああ、何から話そう。

私、先生からしてみれば子どもだけれど、真剣に考えているの。

もしも家を出ることになっても、それでも貴方についていきたいと…

愛しているのは、貴方だけだから…

19:30 (26ago)7年生・監督生 クレア・グラディス・ロンズデール -
芽吹き

ごきげんよう。

私はクレア。
クレア・グラディズ・ロンズデール。



私の通うザ・ロイヤル・スクール・オブ・ウェントワースは、
12歳から18歳までの七学年が学ぶ全寮制の女学園。

毎年、他の生徒の模範になる監督生が最高学年から3名選出されます。


今年の監督生はエルフリーデとウィルマ、そして私。

エルフリーデとウィルマは時々喧嘩もするけれど、
それでも私達はうまくバランスの取れた仲良しだと思うの。


・・・なんて、ふたりに聞かれたら反論を始めてまた喧嘩になってしまうかしら。


可愛い後輩たちに、優しい寮母のミス・エマーソン。

学園長のミス・クレメンツに、社会科担当のミスター・ターナー。

フランス語担当のムッシュ・ロワイエ。

そして・・・


数学担当のミスター・マクファーソン。



学園内のあちこちで花が咲きはじめ、とても良い季節です。

機会があれば、ご案内致しますね。

08:46 (26ago)7年生・監督生 クレア・グラディス・ロンズデール comments(0)
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