ウェントワース女学院で起こる日々の出来事・・・
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two pleasures


あぁ、忙しいわ!
来客者のお名前、ご人数、大凡のタイムテーブルの時間配分チェック・・・
あと、その分の食器類の数と・・・それとあれと・・・

いっそのことこんな仕事、誰かに投げつけてしまいたい!
そうね、その矛先に正しい人物とするならただ一人・・・
いえ、二人くらいは居たかしら。



・・・・・・・・はぁ。

・・・なんて、
これっぽっちしか思ってないことを心の中で叫ぶのはやめましょう。
精神と体力の無駄遣いだわ。

いくら自分が出席できないパーティだとしても、こちらに足を運んで下さる
顔も知らぬお客様の楽しいひと時のためですもの。しっかりしなくては。


・・・それにしても暑いわ。
じきに春も終りを告げようとしているのか、近頃はすっかり陽も明るく強く照らして。
春夏秋冬とそれぞれがよいところを持っているけれど、同じだけ過ごしづらい面も
持ち合わせているから好きな季節を選ぶのが難しいところだわ。

こんな日は速やかに仕事を済ませてサロンにでも行くのが懸命ね。



今回のティーパーティはどうしても帰省の日取りがずらせなくて
不参加という形になってしまったわ。

エバーグリーンの学生の方々がいらっしゃるとのことだけれど、
実際にお会いしたことがないからどんな方たちなのか、一度はお顔を
拝見したかったのが正直なところ。
帰省も楽しみなのだけれど、これはこれでほんとうに残念。

詳しいことは存じ上げないけれど、きっと素朴で常識人で素敵なルックスを
お持ちの方々がいらっしゃるに違いないわ。


日々のストレスの癒しになるはずが、こんなことに・・・あぁ、ついていないわ。



あら?
あちらを歩いているのは副寮長。
また一人であんな量の手配書類を抱えて・・・

張り切ってお仕事をされるところは尊敬するのだけれど、
なんでも請け負ってしまうんだから困ったものだわ。


・・・・・。


・・・サロンはまた時間を改めて行くことにしようかしら。

紅茶はおあずけね・・・やれやれだわ。


「よければお手伝いいたしますわ。」



この私が居なくても、よいティーパーティを迎えられるようにしなくてはね。

 
13:00 (13ago)5年生 アンジェリーク・マヌエラ・フェーレンシルト -
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