ウェントワース女学院で起こる日々の出来事・・・
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平穏な喧騒

ヘイスティングスでのティーパーティーから、もう2日も経ったのね。
 

…それだというのに、ウェントワースの生徒たちは、まだパーティーでの噂話でもちきりだわ。
 

 
誰とどんな話をした ―
誰に声を掛けられた ―
誰が格好よかった ――
 
 
 

 
自分達も、その噂の対象となっていることには気付かずに。
 


 
もちろん、パーティーは楽しかったわ。
色々な方とお話できたし、とても有意義だった。
結局、弟に会えなかったのは残念だけれど。
 

 

……あまり見たくない顔には会ったのにね。
 

あの男…サリヴァンは、相変わらずね。
顔は良いのに、どうして性格はああも軽薄なのかしら。
胡散臭い笑みの裏で、一体何を企んでいるのか…
 

忠告はしたわ。…彼がそんな言葉に耳を貸すとは思えないけれど。
 


 
 
『コンコン』
 
「レティシア、ちょっといいかしら。」
 
あら、ミレーユ。すっかり顔色が良くなったわね。安心したわ。
 
「あなたは、なんだか嬉しそうね。パーティーのことでも思い出していたの?」
 
 
………まぁ、そうなのだけれど。嬉しそう、とは心外だわ。
 
「監督生は集まるように、って。行きましょう。」
 
 
 
…そうね、もうパーティーは終わったもの。
これからは、いつもと同じ、監督生としての学生生活。
 

 

私の大切な後輩を不幸にするようなことがあれば許さないけれど、
 
 
 

 
 
 
あの男に何があろうと、私の知るところではないわ。
 
14:10 (28ago)7年生・監督生 レティシア・オルエッタ・カルニセール -
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