ウェントワース女学院で起こる日々の出来事・・・
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貴方とお茶を。
 

「今日はとてもいいお天気ね。
今頃、チャールズお兄さまもお庭でいつものティータイムかしら?

ねぇ、イザベル」



「えぇ、そうね。きっと今頃、マーガレットからの手紙でも読んで…

フフ、お腹より心の方がいっぱいになっているんじゃない?」



ルドロウ・キャッスルから送られてきたダーリン・ザ・ファースト・フラッシュを一口。

いえ、正確にはお兄さまがマーガレットに送ったファースト・フラッシュね。


ま、そんな事はどうでもいいわ。


「香りのファースト・フラッシュ(春摘み)」と言われているだけあって
この爽やかな香りとすっきりとした味わいは流石と言うべきなのかしら?
これからの季節にピッタリ。

ルドロウ特製の薔薇ジャムをのせたフレッシュフルーツのタルトとの組み合わせも、また絶妙。

どれも甲乙付けがたい最高級品だけど…
まだまだ私には刺激が足りないみたい。


そうね、たまにはケニルワースが飲みたいわ。

ストレートで飲めば、他のどの茶葉にも勝る
ダージリンとはまた違った、誰からも愛される華やかで落ち着く香り。



まるで何処かの誰かさんの貼りついた笑顔のよう。



「やっぱり、お兄さまのダージリンは美味しいわね」


「そうかしら?」



―――勿論、その時は貴方が淹れてくれるんでしょう?

ねぇ、ガスパール。

14:39 (26ago)4年生 イザベル・マージョリー・ハウエル -
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